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雑誌プレイボーティング     編集長の日記   


by playboating

日本選手権 レポートその2

さて、日本選手権続きです。

たんの瀬には大会の2週間前にも行き、選手達の練習を見ていた。
水量はベストに近く、八木ちゃんや、カズヤがエアースクリュー(ドンキーフリップ)
をけっこうな確率で決めていて、レベルアップしているなとびっくりした。
中村晃君も相変わらずのキレのあるブラントで、
この場所が選考会場なら、代表もあり得るなと思わせた。
予想では、やはりカズヤが抜け出ているか。
追う、八木、小森、松岡。まあこの4人は固いだろうな。
となるとあと1人の枠争いか・・・。
ここには何人かが候補。

2週間達、大会前日に会場に着くと、水量は4月頭にしてはかつてないくらい少ない。
これでは、エアー技は封じられ、ブラントやカートの争いになるかな?
と思いきや、やっぱりドンキーフリップやっているではないですか。
ループも比較的出来そうだ、カートやクリーンスピンは多い時よりもやりやすい。
意外と多彩な技が見れる大会になりそう。

やっぱり優勝はカズヤ。
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ドンキーの確立の高さはさすがですね。
予選の1本目で、この日の最高得点を出したのだけど、
いきなりあれもこれもオンパレード。失敗がなかったのがすごい。
ほんと、ワールド期待しちゃうね。
2位の小森君も積極性が目立った。
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得点でもわかるように、カズヤと同じくらい技を持っている。その差は確率だけ。フラッシュのリスクがありながらも、高い技で勝負に来たところがかっこいい。
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八木ちゃんも一緒だ。必ず、ドンキーとマックナスティを狙ってきた。彼は策士だから、ブラントやカートで基礎点を築いてから、リスキーな技にトライするかと思ったけど、最初からドンキーを狙っていたので驚いた。
セミファイではうまく決まって2位だったけど、決勝はフラッシュが相次いで4位だった。
決勝に残った時点で、代表は決まったのだから、あとは思いっきりプレイしたかったのだろうか?本人も言ってたけど、確かにマックナスティはけっこう確率が高くなっていた。

松岡君は仕事忙しい?あまり本調子には見えなかった。
それでも5位で代表獲得。ワールドに向けてトレーニングを積んで欲しい。

そして残り1枠を得たのは
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森田恒陽。腰を痛めているらしく、練習なし。予選もいいとこなく9位だった。
しかし、彼は頭がいい。今回は見事な作戦勝ちだ。
上位選手は皆が、クリーンブラントや、ループ等、得点の高い技を狙う中で、
恒陽は、まずはエントリームーブで、チャリン。
ラウンドハウス、ブラント、スピン、クリーンスピン、スーパークリーンと調子が悪い中にも自分ができることを確実に重ねていった。そして3位。あなどれない存在です。

やっぱり残念だったのは中村晃。
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予選ではループが残って3位だったのだが、セミファイではフラッシュしてしまい6位。
彼のブラントはほんと見ごたえある。いや、惜しかった。

いつもそうだけど、選手の士気は高く、見ているだけでもこちらも興奮してきて楽しませてもらえます。
残念なのは参加人数が少ないこと。たぶん、これからはスラから流れてくる人が増えるだろうけど。彼らに負けないように中堅のパドラーに頑張って欲しいです。
by playboating | 2009-04-10 07:28 | 記事内容