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「奇跡のリンゴ」

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今年の最後は引っ越しで終わった。
クリスマスから年末までずっと引っ越し作業。
やっと片付いてきて、まともに住めるようになった。
まだやらなきゃいけない事もあるけど、年明けだな。

今年はリハビリから始まった1年。
カヤックは十分ではなかったけど、カヤックを始めて以来の長い休養期間を貰った。
来年からは、環境も少し変って、いっぱい漕ぐようになると思う。

で、今年の衝撃だったことを1つ。
題名の「奇跡のリンゴ」という本です。
この本を読んで、凄い衝撃を受けた。

ストーリーは、リンゴを無農薬栽培するというものだけど、
言葉では簡単だが、そこに行く着くにはさまざまな紆余曲折があるわけだ。
別にその苦労話に感動したのではない。
自然栽培という方法に衝撃だった。
その収穫したリンゴは1年たっても腐らないという。
一見、奇跡のように思えるが、本当はそれがリンゴが持っている力なんだと。
腐る方(農薬を使用したリンゴ)が、本来の力を失っているという。
仕組みはこうだ。
人間のエゴで、収穫の効率を上げるために、農薬を使う。
そのため、病原菌や害虫に対する抵抗性が弱くなる。
そのように改良されたリンゴの木はもう農薬なしでは育たない。
しかし、リンゴだって生きたいと思っている。
自然の中で育つリンゴの木は、抵抗力も強くなるというわけだ。
むしろ、それが自然なのだと。

この本の衝撃は、中学生の時に見た映画「風の谷のナウシカ」以来。
ナウシカを見たとき、腐海の意味に大きな衝撃を受けた。
腐海を焼き払うのではなく、受け入れ共存すべきという宮崎駿のメッセージは強く心に残った。
中学生ながら、自分はこう(ナウシカやユパのように)生きたいと思った。

ナウシカはフィクションの世界だが、これを現実の世界でやってのけた人間がいた。
それが木村秋則というリンゴ農家である。
彼の言葉では
「リンゴの木はリンゴの木だけで生きているわけではない。
周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。
人間もそうなんだだよ。」と
彼のように生きたいと思った。
もちろん、農家を目指すという意味ではありません。
答えはすごいシンプル。そんな簡単なことを気づかせてくれた本でした。
だけど、やっぱり実践するのは難しいね。
by playboating | 2009-12-30 22:50 | その他