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by playboating

プレゼント

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以前にもこのコミックの紹介をしましたが、今回、Vol31のプレゼントに頂きました。
3名様分、頂いているので、ぜひご応募ください。
さて、僕はこのマンガにとても意義を感じています。
内容が面白いかどうかは、人によって違うでしょうし、ここで言いたいのは、面白かったとかそういうことではありません。

凄いなと思うのは、
「ラフティングやカヤックを知らない人が読む」ということです。

ちょっと話が変わりますが、1月はサッカーのアジアカップで盛り上がりました。
自分は高校生の時にサッカーをやっていて、もちろん、サッカーが大好き。
今はプレーはこそしていませんが、日本代表の試合は必ず見ています。
今回のアジアカップの盛り上がりをwebとかでチェックしていると、
多くの人がブログに書いていたり、高視聴率が示すように、観戦したりしています。
その中には、サッカーをやったことがない人も多く含まれています。
サッカー経験者でなくても、サッカーファン(日本代表?)は多いのです。

ではカヤックはどうでしょう?
カヤックをやったことがない人が、カヤックの試合に興味を持っているでしょうか?
観戦したりするでしょうか?
まず、放映されること(NHK杯を除く)も、NEWSになることもないから、
知る機会さえないのですから、無理もないのですが。
小誌もカヤックをやらない人が手にすることだって、まずないでしょう。

けど、この「パドラーズ ハイ」は一般誌に連載され、
ラフティングを知らない人が読んでいる。
これは大きな1歩だと思うのです。
著者がたまたまラフティングを題材にした?
そんなことはないでしょう。売れるマンガを書くのに、わざわざラフティングを題材にしないはずです。
意図がなければ、そんなことはしません。
ラフティングをサッカーや野球と同じようなメジャースポーツにしたい!
という意図が僕には感じられるのです。

例えば、カヤックが少年ジ○ンプなどでマンガになったらどうでしょう?
翼君にあこがれてサッカーを始めた人がどれだけいるかわかりませんが、
カヤックをやりたいという人が増えるかもしれませんね。

ちなみに、知っている人も多いでしょうが、
本田圭祐にスポーツの精神を叩き込んだ大叔父の本田大三郎氏はカヌーのオリンピック選手です。
by playboating | 2011-02-04 16:59 | 記事内容