怖くない

今月末、発売です。
編集終わって、漕ごうかなと思っても、外は吹雪です、ちょっと息抜きしています。
さて、タイトルですが、
今回のVol35でもレポートしているのだが、
冬用グローブのインプレをさせて頂きました。
この時期、確かにグローブは必須ですが、皆さん、普通のカヤック用グローブを使用していますね。質問ですが、それでも寒くありませんか?
僕はグローブは使わずに、ミトンかポギーを使っています。
ミトンやポギーを使っている人は少ないですが、けっこう暖かいですよ。
普通のグローブも使ったことはありますが、最初のうちはいいけど、濡れてくると寒いんだもん。けど、僕がグローブを使わない理由は暖かさではなく、グリップ感覚です。
手が小さいから握力が落ちるというのもあるかもしれませんが、素手との感覚の違いが、どうもなじめない。ブレードに伝わってくる水の流れを感じたい僕には苦手なんです。
まあ、しかし欠点はありまして、水中に手を入れるとダイレクトに水が入ってきますから、当然ながら冷たいです。なので、つい、水中に手を入れるのをためらってしまいます。本当はバウラダーでも、ぐいって、水の中に手を入れたいのですが、浅いラダーですませてしまう自分があります。
で、今回、シークトルースから発売されている1mmスキングローブを試したのですが、これは良かったです。
グリップ感覚ですが、もちろん素手と同じというわけにはいきませんが、さほど違和感なし。これなら、合格です。さて、暖かさはというと、1mmなので保温力自体はそこまで高くありませんが、ドライだというのがびっくりです。
手が濡れないんです!これなら、バウラダーで手を突っ込むのも怖くない。
(発売はずっと前からされているので、今さら・・・という感じで申し訳ありません。)
風には弱いので、ポギーと併用して使うと最高ですね。
グローブを使っているけど、やっぱり冷たい!という方、この1mmグローブとポギー、お勧めですよ。
防寒とグリップ感覚を両立させた、いいアイテムでした。
2mmのラインナップもあるので、防寒重視ならこちらですね。


すると、写真のとおり、ぷくっと膨らみます。膨らむということは、空気さえも逃げないということ。当然、水は入りません。(手首からの浸水はあるので、ある程度は入りますよ)
欠点は、耐久性が低いこと。これは1mmなので仕方ありませんね。
僕も数回使って、小さい裂けができました。写真のように膨らまして、こまめにチェック・修理していくと、長持ちできると思います。(修理はウェットボンドを使います)